のぞみワークショップ活動の様子

千葉県歯科医師会のビーバー号(心身障害児者・災害対策歯科巡回診療車)に
来てもらって、歯科検診を行いました。

お医者さんがこわいという利用者もいるかもしれないので、どのような流れで行うのか、
痛くないのかといったことについて事前に説明をしました。
スタッフが手にしている写真もビーバー号に用意されているので、具体的に説明することが出来ました。
皆さん、神妙な面持ちで聞いています。

最初は2人ずつ別室に入り、虫歯のチェックをしてもらいます。
場所はいつもの作業室ですから、緊張しないですみますね

虫歯はないかな?

診察室には保護者の方にも同席して、あとでお医者さんから説明を受けます。

今度は歯磨きチェックです。いつもどのように磨いているのか
見てもらい、アドバイスしてもらいましょう。

前歯もよく磨けていますね!

染めだし剤をつけて確認すると…ピカピカですね!

お医者さんから、歯を磨くことの大切さをレクチャーしてもらいました。
冗談もポンポン出てくる面白い話に、みんな目を大きく開いて聞いています。

「これ見て!みんなが飲んでいるジュースには、こんなに砂糖が
入っているの!」と、スティックシュガーが入ったペットボトルをみんなに見せると
「ええーっ!」と驚きの声が上がりました。

保護者にも、日常のケアについて具体的に教えてくれました。

スタッフも、お互いに歯を磨きあうなどして、歯磨きの適切な介助について理解を深めました。

一日がかりの大仕事となりましたが、一般的な話だけでなく利用者に対する
実践的な話をうかがうことができた貴重な一日となりました!